平成30年第三回練馬区議会定例会・一般質問要旨
9月10日(月)13時より、開会されている「平成30年第三回練馬区議会定例会において・練馬区議会自由民主党を代表して一般質問」を行い、日頃から皆様から頂いているご意見ご要望ご提案を区政に反映すべく発言しました。区長はじめ 関係理事者より前向きな答弁がありました。(質問の要旨が整理できましたので、ご一読賜れば幸いです。)
発言項目:1、区長の基本姿勢・補正予算。2、職員の育成について。3、高齢者施策について。4、地域医療の充実について。5、西武新宿線の立体化につて。6、ラグビーワールドカップ2019日本大会開催について。7、教育について。8、超過大規模校(中村小学校)の抜本的な解決策を。
平成30年第三回練馬区議会定例会 一般質問(要旨)練馬区議会自由民主党 小林 みつぐ
<区長の基本姿勢・補正予算について>
質問v1①新たな基本構想の策定に着手すべき。区長の所見は。
答弁⇒①あり方について検討していく。
②長年の要望であった、小中学校体育館空調機設置は評価する。国で学校の酷暑対策として空調機設置に向けての方向性が出された。財源の面から区への影響は。
答弁⇒②活用できる財源は確実に確保し、区の財政支出の抑制を図っていく。
③補正予算への区長の所見は。
答弁(区長)⇒③緊急災害対策を第一の柱として編成作業を進めている。
<職員の育成について>
質問2職員の視野を広げるため、全国都市視察への取り組みを。
答弁⇒多方面の都市を訪れ調査研究を行えるよう、拡大に向けて検討していく。
<高齢者施策について>
質問3①区が関係する事業等様々な場面において、多くの高齢者が活躍できる支援の検討状況は。
答弁⇒①生活支援の担い手を育成する研修や高齢者の再就職を支援する事業等を実施。練馬区シルバー人材センターでは新たな人材派遣事業を開始した。また清掃や洗濯等の軽作業を担う事業を拡大している。今後、支援の充実を検討していく。
②高齢者が、健康なうちからフレイルを意識し、適切に予防や改善に取り組めるよう、区として支援すべき、区の今後の取り組みは。
答弁⇒②高齢者が自主的に予防や改善に取り組めるよう支援していく。
③地域包括支援センターが、より身近な場所となるよう利便性の向上を推進すべき。
答弁⇒③区立施設の更なる活用や担当区域の見直しについて検討していく。
<地域医療の充実について>
質問4①練馬光が丘病院、高野台新病院の医療機能や求める病床数などについて調整し、練馬区全体で必要な病床機能をバランスよく確保する必要がある。区の調整と今後の取り組みは。
答弁⇒①両病院の整備により、回復期の病床がない光が丘地域および石神井地域に回復期機能を確保していく。高野台病院については、長期療養を必要とする方の慢性期機能も整備する。
②今回の病院整備により、どのような医療機能の充実が図れるのか。また、区補助を受ける病院の入院費・差額ベット代の考え方は。
答弁⇒②練馬光が丘病院では、循環器・呼吸器系への対応や救急医療や重点医療を強化する。高野台病院では、在宅医療の提供体制を充実する。また補助は医療機能に応じて行う予定。持続可能となる病床数・料金・差額ベット代設定について、運営事業者と協議していく。
③超々高齢社会を見据えれば、さらなる病床の確保も必要。所見は。
答弁⇒③引き続き病床確保に取り組んでいく。
<西武新宿線の立体化について>
質問5①井荻駅~東伏見駅間本区間の立体化の実現に向けた、現在の都の検討状況や区のまちづくりの進捗状況は。
答弁⇒①都との協議を進めている。まちづくり構想の実現を目指して地域ともに取り組んでいる。
②野方駅~都立家政駅・鷺ノ宮駅~井荻駅間のまちづくりなどの進捗状況は。
答弁⇒②地域のまちづくり検討会から「まちづくり構想」の提言が行われたと聞いている。
③要望の高いみどりバスルートの再編やバス停の増設などの進捗状況は。
答弁⇒③現在、再編に向けて調査や検討をしている。
④公共交通空白地域ではない桜台駅などバス路線が廃止された地域の整備を。
答弁⇒④地域路線の充実についてバス事業者に働きかけを行う。
⑤区内の公共交通の更なる充実に向けた施策を展開すべき。
答弁⇒⑤区内の公共交通の利便性向上に努めていく。
<ラグビーワールドカップ2019日本大会開催について>
質問6①来年3月の練馬こぶしハーフマラソンや、来年4月の練馬総合運動場の完成記念イベントなどは、区としてラグビーワールドカップを盛り上げていくまたとないチャンスであると考える。いかがか。
答弁⇒①マラソンの開催や公園の開設にあたっては、ラグビーや陸上競技のトップアスリートを招いたイベントの開催を検討している。
②子どもたちでも安全に楽しめるラグビーの種目を追加しては如何か。
答弁⇒②今後検討していく。
③石神井松の風文化公園の拡張用地には、スポーツ施設の機能の充実と施設の有効利用を図るための
夜間照明装置の設置等を含めた充実を図り、誰もが楽しめる活用策を工夫すべき。
答弁⇒③具体的な活用策を検討するとともに、整備スキームについて東京都と整備していく。
<教育について>
質問7①区のプログラミング教育の取り組みについての現状は。
答弁⇒①今年度より、小学校2校が都のプログラミング教育の推進校の指定を受けている。12月までに研究成果を全校に周知していく、あわせて情報を積極的に提供しプログラミング教育の充実に努めていく。
②特別の教科 道徳の実施状況および今後の見通は。
答弁⇒②事業において考え議論する教育活動を実施。来年度から導入される中学校においては、小学校での実践を参考にしながら、生徒の道徳性の醸成に向け、指導の工夫・充実を図っていく。
<超過大規模校について>
質問8①体育館が2階にある学校の改築順位を早めるなど配慮するとのことだがその後の検討状況は。
答弁⇒①校舎等と合わせて行うことが効率的かつ効果的を考えている。今後策定する実施計画においては、こうした要素を踏まえ、具体的な改築順序を示していく。
②過大規模校・中村小学校は、必要となる施設規模を確保する方策を検討するとのことであったが、その後の検討状況は。また、中村小学校の適正規模での児童数は。
答弁⇒②指定校変更による増加の抑制、通学区域の変更、今後必要となる施設規模の確保などあらゆる方策を検討していく。また中村小学校は28学級、1007人。学校の適正規模は12から18学級としており、過大規模校となっている。
以上が発言の要旨です。これからも、初心を忘れずに「スリムな行政で手厚い福祉」をモットーに、皆様の声を区政に反映されるよう努力するとともに、住み慣れた地域で、安全で安心して、暮らし続けられる緑溢れる潤いのある元気なまちづくに取り組んでまいります。尚一層のご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。 元気な男 練馬区議会議員(前議長・第69代)小林みつぐ事務所拝