6月17日(水)令和2年第二回練馬区議会定例会において上程されております「一般会計補正予算第2号」を審議する予算特別委員会が開会されました。特に補正予算(予算額約14億5,050万円)では、新型コロナウイルス感染症から区民の健康と命を守る取組の充実強化や経済社会活動の再開を支える対策等。特に経済対策として、商店街の賑わいを取り戻す取組みとして、「我が会派(練馬区議会自由民主党)が提案している、商店街が発行する30パーセントプレミアム付区内商品券や保育・福祉関係従事者への特別給付金の2万円の支給」。等を含む施策の審議を行いました。採決の結果は、全会一致で可決され予算特別委員会が閉会しました。 さて、6月19日(金)令和2年第二回練馬区議会定例会が最終日を迎えます。提案されております条例・道路認定・契約等の計43議案(一般会計補正予算第2号を含む)の本会議での採決が予定されており、可決されれば議案や補正予算が認定され施策として執行されます。その後は、一刻も早く予算が執行されるよう行政を強く指導してまいりたいと思います。尚、私の地元で母校で、今定例会で私が質問した平成19年より指摘している、教室が不足して様々な課題(防災・感染症対策等)がある超過大規模校(中村小学校・児童数1,015人・30学級)の解消に向けた改築については、様々な要素を総合的に考慮し選定していくとの河口教育長より答弁がありました。今後とも、早期改築に向けて全力で取り組んでまいります。※写真:中村小学校体育館全校集会にて。 元気な男 練馬区議会議員 文教児童青少年委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝
6月9日に練馬区議会自由民主党を代表して質問した、令和2年第二回練馬区議会定例会・練馬区議会自由民主党 小林 みつぐの質問(要点記録・抜粋)がまとまりましたので、ご一読頂ければ幸いです。
「令和2年第二回練馬区議会定例会質問(要旨)練馬区議会自由民主党 小林 みつぐ」
<新型コロナウイルス感染拡大防止について>
質問1①PCRセンター設置から1ヶ月あまりが経過したが、この間の検査の実施状況は。
答弁⇒①医師会の協力をえて、PCR検査センターを開設。4か所の帰国者・接触者外来医療機関等と採取センターで実施。
②検査センターの増設についての考えは。
答弁⇒②今後予想される第二波に備え、区民の利便性を高めるためには実施場所を増やすことが望ましい。
③抗体検査にかかる区の見解は。
答弁⇒③国は社会全体における抗体保有率を定期的に確認し、今後の対策に活用していくこととしており、その動向を注視していく。
④区内の病院等では感染症防止の物資は行き届いているか。区としての取り組みは。
答弁⇒④各病院にサージカルマスク等を配布。引き続く、医療従事者が安心して業務できるよう配布を続けていく。
⑤病院経営面での支援も必要。区の認識は。
答弁⇒⑤国や都が補助していない設備の整備について広く支援している。
⑥経済対策や生活困窮者の支援にあわせて、心のケアや自殺防止に取り組みが必要。区の考えは。
答弁⇒⑥保健相談所では保健師が悩みを聞き、精神科医による専門相談につなげている。心の悩み抱えた人で支える体制を強化していく。
<財政について>
質問2①今後、歳入・歳出面でどのような影響を見込み、どのような姿勢で財政運営に取り組んでいくのか、現時点での区の考えは。
あわせて、持続可能な財政運営を維持するために、様々な見直しを大胆に進める必要がある。今後の取り組みは。
答弁⇒①揺らぐことなく、一人ひとりの生活に寄り添ったきめ細やかな支援という本来の任務に全力で取り組みことであると確信している。
②今回、交付される交付金規模の見込は。また、どのような活用を想定しているのか、区の考えは。
答弁⇒②5億1488万円。地域の実情を踏まえた区独自の対策に最大限活用していく。
<経済対策について >
質問3①既存債務の借り換えができる新たな貸付制度が必要。区の考えは。
答弁⇒①3月から区独自の特別貸し付けを開始。事業者の資金繰りを継続的に支援する必要があると考える。
②雇用調整助成金の活用や、国が検討している休業者給付金の申請を行政書士会や社会保険労務士会の協力で支援する取り組みが必要。区の考えは。
答弁⇒②今後、多くの区内事業者が助成金等を活用できるよう専門家による相談事業の拡充について検討していく。
③国では、家賃支援策を検討しているが、既に事業者等への家賃助成を行っている自治体もある。こうした動きがある中で、区独自の家賃支援策について取り組む考えは。
答弁⇒③国の取り組みを踏まえ、区の事業者支援について引き続き検討していく。
④区として、商店街への感染防止活動の支援を。考えは。
加えて、商店街の飲食店に農産物を納入している農家に対しての取組みも必要。考えは。
答弁⇒④より多くの区民に商店街を応援するよう、プレミアム率や申込・販売方法について検討していく。
<福祉施策について>
質問4①特別定額給付金の事務処理体制は。また、スピーディな処理のための工夫は。
答弁⇒①区独自の審査システムの構築で特別給付金を支給。事業者団体を通じた周知に加え、メール等により事業所に個別に申請を依頼していく。
②区の生活困窮者への支援実績は。また今後の利用者の増加を踏まえると、職員の増員など体制を強化していくことが必要。区の考えは。
答弁⇒②体制強化について検討し、生活困窮者の生活再建に向けた支援を丁寧に行っていく。生活相談件数の増加に応じて、職員体制も強化した。
③福祉関係従事者への手当てについて、給付金対象者、支給の周知方法は。
答弁⇒③民間で運営している施設の従事者に区独自の特別給付金を支援する。保育や介護に携わる常勤従事者換算一人当たり2万円を支給する。
④区は、外出自粛要請で、高齢者の健康維持への対応は。また今後、介護予防の取り組みは。
答弁⇒④自宅訪問や電話による声かけ、自宅で取り組める体操パンフレットの配布、ホームページに動画を掲載。今後も効果的な介護予防事業を進めていく。
⑤障害児者への支援で、追加負担が必要となった家庭に対する補助も必要。区の考えは。
答弁⇒⑤追加的に発生した負担を軽減するため、国や都の9仕組みを活用し、全額を助成する。
<教育について>
質問5①我が国の将来を担う子どもたちの健やかな成長を考えた時、命と健康を守ることと、学びを保障することとの両立を、区が責任を持って果たすことが強く求められている。この視点からの区の対応は。また給食支援への考えは。
答弁⇒①子供の命と健康を守りつつ、学びを確実に保証する事が最も重要な課題。これからも学校と連携し、必要な対策を十分に講じていく。また給食支援については様々な視点からの対応を今後検討していく。
②国のガイドラインを受け、区ではどのような方法で授業や諸活動を行っていくのか、考えは。
答弁⇒②環境整備に努める。感染リスクの大会一部の実技指導や対面して行う話し合いの活動等も当面の間実施しない考え。
③夏休み等の長期休業期間の一部を授業日にし、学校行事の精選・縮減などにより授業時数を確保するとのことだが、区としての具体的な対応は。
答弁⇒③夏季休業期間を3週間程度にし、7月以降に月2回程度の土曜日授業を設定する。併せて、開校記念日および都民の日に授業を実施することで授業時数を確保する考え。
④現在、子どもたちへの心のケアについて、対応は。
答弁⇒④教職員が児童・生徒への心のケアを確実におこなえるよう、独自のカリキュラムを作成し、学校再開前に全ての学校において校内研修を実施した。校内の相談体制を充実したところ。
⑤夏休み工事の現在の状況と今後の対応について考えは。
答弁⇒⑤夏季休業期間中に75件の改修工事を計画している。実施できない工事があり、来年度契約期間を延長し、工事を行う予定。今後の改修実施校は総合的に考慮して選定していく。
<防災(水害)対策について>
質問6①区として、大雨対策と感染防止対策についての考えは。
答弁⇒①感染対策では避難所におおける3つの密を避けることなどが課題となっており、再点検の中で検討することとした。購入手続きを進めている避難所用屋内テントは全避難拠点と区の集中備蓄倉庫に配備し、水災害時の避難所においても活用していく。避難所における感染予防対策を定めたマニュアル等を作成し、各種訓練や避難所の運営に活用するとともに、区民の日ごろ備えと周知していく。
※左より本会議場。練馬区議会自由民主党が導入を提案した、屋内用防災テント(避難所での3つ密対策に有効)
元気な男 練馬区議会自由民主党 文教児童青少年委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝
6月9日新型コロナウイルス感染防止策を施した練馬区議会第二回定例会本会議場において、皆様から頂いているご意見ご要望ご提案を反映すべく練馬区議会自由民主党を代表して質問を致しました。質問の内容(概略)は、新型コロナウイルス感染症の感染防止に関連して、経済対策(プレミアム率30パーセントの区内商品券発行等を提案)、福祉対策(区内保育園や幼稚園、学童クラブや障害者、高齢者福祉施設の職員への手当支給等)、病床不足の解消(不足している病床の確保、PCR検査センターの増設や抗体検査等)、教育(子ども達の感染症予防対策や学びの確保、夏休み工事等)、防災対策(水害時等の避難所における感染症対策)などについて質問しました。前川区長および関係理事者より前向きな答弁を引き出すことができました。今後は、早期に施策として施行されるよう努力してまいります。 元気な男 練馬区議会議員 文教児童青少年委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝
6月5日、新型コロナウイルス感染防止策を施して開催された練馬区議会第二回定例会において、令和2年度の私の議会活動の拠点となる所属委員会は、常任委員会は文教児童青少年委員会、特別委員会は医療・病院整備等特別委員会となりました。常任委員会では、小中学校の児童生徒や幼稚園・保育園の園児等が安心して安全に学校や保育園等に通学・通園できるよう、新型コロナウイルス感染症予防対策の充実や教育環境の整備等、さらに待機児童解消についても審議します。また、特別委員会では、医療の充実と不足する病床の確保等調査研究します。尚、文教児童青少年委員会では、委員長に選任されました。責任重大ですが、区民の皆様の目線に立った委員会運営に努力していきたいと思います。これからも、新型コロナウイルス感染症拡大防止と区内社会経済活動の支援を全力で取り組んでまいります。 元気な男 練馬区議会議員 文教児童青少年委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝
本日「練馬区議会第二回定例会」が、新型コロナウイルス感染防止策を施して、6月1日(月)~6月19日(金)の日程で開催されました。5月25日開催された議会運営委員会によると、提出議案は、条例22件、道路認定等6件、契約11件、その他2件(報告)で、6月8日本会議に上程予定です。また、私は、6月9日(火)の本会議において、練馬区議会自由民主党を代表して、皆様から頂いているご意見ご要望ご提案を反映すべく質問を致します。さて、本日から、区内小中学校が分散登校で再開され、徐々に社会経済活動が再開され始めました。これからも、新型コロナウイルス感染拡大防止に行政と連携して全力で取り組んでまいります。 元気な男 練馬区議会議員 企画総務委員会・委員長 小林みつぐ事務所拝